肩車からの攻防(第7話〜朔夜vs神楽〜)リクエスト:群さん
群さんからのリクエストは。
以前、リクを描いていましたので、再度お書きします。よろしければ検討してみてください。
神楽が立っている朔夜の上に肩車のように乗り、パンチをしている絵をお願いします。神楽のコスチュームは体操服でブルマが見えやすいようにお願いします。

との事でしたが、このオーダー、色々考えてもどうにも頭の中でピンときませんでした。

そもそもプロレスにおいて肩車の形になるという場合、担がれてる側というのは
「JOサイクロンスープレックス」や「片翼の天使」やらの決まれば即死級の必殺技を食らう寸前という状況であって
決して攻勢にでられるような有利な場面では無いからです。

アクロバットムーブが身上の身軽なルチャドーラであれば、自分から飛び乗ってウラカンラナ等で一瞬にして投げるという状況もあり得ますが
神楽ちゃんとは縁遠い話ですし、パンチを打つとなれば重心は全く安定しない上に相手に倒れられたら自分が大ダメージを受けるという八方塞な状況です。
なものでリクエストされてもどうしようもなくパスせざる得なかったのですが、
先日ふと待てよと。これって実は神楽ちゃんが有利な状態と考えるからおかしくなるのでは?

連続攻撃を受け意識朦朧になった神楽ちゃんに対し攻勢に出た朔夜君が調子に乗って肩車系の大技でフィニッシュに行こうと担ぎ上げた所で
我に返った神楽ちゃんがなりふり構わず涙目でじたばた暴れてるシチュだとしたら?
逃げようとする最中でぺちぺち叩くような形になって朔夜君がバランスをくずしそうになってるみたいな絵ならありそうじゃね?
おお、それなら状況とも合致するし描けそうだ!という事でこんなん出来ました。

折角なので描写は無かったですが7話の朔夜VS神楽戦でこういうシーンがあったと考えたら丁度良くね?という事で正史に成る事に。

もしかしたらいずれ薊さんが小説にしてくれるかもしれないし・・・

ま、そんな邪念はさておき絵を描いた側としてのポイントとしては神楽ちゃんのスタイルの良さとわたわたしててカワイイ感じですね。
しかしいくらなんでも・・・デカ過ぎでしたかねこれは